とちぎ夢大地応援団

とちぎの夢大地応援団とは
「農業・農村の豊かな地域資源の保全と継承」という共通の目標のために、つぎの三者が協動する組織を「とちぎ夢大地応援団」といいます。
○ボランティア活動を希望する都市住民等
○ボランティアを必要としている地域住民等
○情報の収集・提供・仲介等を行う県、市町等
とちぎの夢大地応援団の背景
農山村地域では、過疎化や高齢化により、耕作放棄地が増加しており、多面的機能が失われつつあります。一方で、都市住民の間では、農山村地域にやすらぎや自然とのふれあいを求め、農業体験やボランティア活動への参加を希望するなど、新たな動きがみられるようになりました。
そこで栃木県では、農村地域が持つ課題と都市住民等の新たなニーズを農地保全ボランティア活動を通して融合させ、農村地域の活性化や地域資源の保全を図り、それらを健全に次世代に引き継ぐことを目的に「とちぎ夢大地応援団」を設立しました。(平成17年1月20日)
とちぎ夢大地応援団3つの目標
とちぎ夢大地応援団活動は、次の3つの目標を掲げ、地域資源の保全活動を展開します。
○豊かな農村の維持・保全
○ボランティアと地域住民が協力し合えるパートナーシップの構築
○豊かな地域資源の創造と継承
農業・農村の多面的機能について
田植えの風景農村は人間が生きるうえで、最も基本となる食糧を生産する場であるとともに、洪水等を防止する国土の保全や、水の浄化、地下水を豊かにする水源のかん養、ほたるや小魚など多種多様な動植物を育む自然環境の保全、田園風景に象徴される良好な景観の形成、伝統文化や祭りなどを継承する文化の伝承等、国民生活にとって重要な役割をになっています。